巨人の肩に立ちたいゲイ

30代ゲイのブログ。ゲイとしての考えたことをアウトプットしたり整理したりするような場にできればと思っております。やまとなでしこの頃の堤真一が好きです。

ビキニがそこそこ好きだとなかなか言い出せない話

ゲイにとって、下着ってのは結構気を張って選ばなくてはいけないアイテムなんだと思う。女性にとってのブラやらショーツ?やらと似ているのかもしれないが、たぶんノンケにとっての下着の優先度合いよりもかなり重要視されているように感じる。僕なんか、普段着はGAPか無印、せいぜい頑張ってunited arrows、パンツはだいたいユニクロで無料の裾上げ、みたいな感じだけれど、下着だけはそこそこ気合を入れてデザインを選んでいたりする。

 

自分自身が穿くことを想像すると、EGDEとかGX3みたいなコテコテのゲイゲイしいデザインのものは敬遠してしまう。別にGOGOでもないんだし、謎のナンバリングとか特に意味のない英単語を入れるくらいなら、もっとこう、無地のシンプルなものが欲しくなる。その点TOOTは履き心地もいいし控えめなデザインのものもあるので良いけれど、立体縫製の関係上なのか、股間のところにほぼデフォルトでラインが入っている。あれもなかなか人前で穿くには憚られる。ちょっとお高いし。ノンケで僕の下着を気にする奴はいないだろうけど、いつだったか一緒にスーパー銭湯に入ったとき、友達の一人が「おまえパンツ白いんだな」って指摘してきたことがあって、確かにその時は白のボクサーだったわけだけど、「そうか、年頃の男の子というのは黒か紺のボクサーしか穿かないのか」などと感心した覚えがある。何を言いたいかというと、地味だけど僕のゲイ心を満足させる下着で手を打ちたい、ということですね。

 

 

そこで最近僕が気に入っているのがオーストラリアの下着ブランドのAussieBumとうやつ。例にもれず、だいぶゲイゲイしいデザインのおかしな下着や水着も販売しており、洋物AVでも男優がたびたび着用しているブランドです。しかし、ここのmanというラインのボクサー及びブリーフは非常にシンプルかつシルエットも良く、履き心地も特に気にならない。大満足。ロゴがちっちゃいのもいいですね。僕、ブランドのロゴがゴムのとこにでっかく入ってるのあんまり好きじゃなくて。あと、ここは国際配送でも5000円位で送料無料だった気がしますし、何より商品が安い。品質はそれ相応なんでしょうけど、特に気になったことはないですね。 

 

...とは言え、ですよ。僕が穿くぶんにはこれでいいんですよ。でも相手に求めるものってまた別ですよね。基本的にはその人が穿きたいもの穿けばいいんですけど、やっぱりね、男ですしゲイですし、パンツ脱いだ時にだいぶいやらしい下着だったりするとそれはそれで「悪くないんじゃない?」となるわけです。嘘です。凄くいいんです。昔はビキニとかちょっと抵抗あったんですけど、最近ではそこそこ体がガッチリしてる人とかが穿いているのを目の前にすると内心非常に興奮しており、良いものを見せてもらったなと大変に心が満たされます。逆にニットのトランクスや丈が長めのボクサーだったりすると少しテンションが下がります。勿論、これはあくまで前戯の一環ですので体の相性が優先されるわけですが、下着のタイプも立派な加点要素だな、ということです。

 

何度かお手合わせさせていただいている人だったり、もしくは彼氏だったりする場合には、それとなく下着の話をしてエッチいものを所望することもできるのですけど、なかなかどうして照れが出ちゃうんですよね。もう30過ぎだというのに。なので相手が最初からそーゆーの好んで穿いてるひとだと、それはもう大歓迎となります。でも、これまであんまりいなかったかな。他の人も僕のように、見るぶんには良いけど自分で穿くのはちょっと、という感じなのかしらん。

 

ちなみに、相手が「こーゆーの穿いて!」ってリクエストしてくる分には、僕はなんでもOKです。なんでも穿きますし、コスプレまがいのこともどんとこいです。僕の要望も自然なかたちで伝えられますしね。欲望に正直になれるって、尊いです。