巨人の肩に立ちたいゲイ

30代ゲイのブログ。ゲイとしての考えたことをアウトプットしたり整理したりするような場にできればと思っております。やまとなでしこの頃の堤真一が好きです。

床屋で野郎っぽさを演出したいという話

昔やっていたブログもそうなんだけど、筆が走ってくると内容が冗長になってすぐ長文になってしまいます。簡潔に、短く!

 

さて、短いと言いますと、ゲイは短髪が好きです。僕も短髪が好きです(強引)。僕が自分のヘアスタイルを多少なりとも気にするようになったのは就職して1年近く経った頃でしょうか。世間的にはものすごく遅いのでしょうけど、学生時代には彼氏を作るような活動もしておらず、身近に恋愛対象となり得る存在がいないと男なんてこんなもんですよたぶん。ワックスを使う数少ない機会は、合コンに参加する時と就職活動の時くらい。我ながら情けない...

 

それが、入社2年目の夏くらいに、ふらっと入った美容室で担当してもらったお兄さんにしきりにツーブロックを勧められ、言われるがままにカット終了。鏡の前にはちょっとそれまでの自分からは信じられないくらい攻めたかんじのツーブロック男が。いや、ちょっとこれは行き過ぎでしょ。まずいでしょ。そう思ったものの、襟足、サイドは完全に刈り上げられもはや後戻り不可能。週明け職場でどんな声をかけられるか戦々恐々としながら帰宅したのを覚えています。

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スタイル自体はこんなかんじだった気がする。もちろんこんなイケメンではない。

結果的に、そこそこ好評だったことに気をよくして、それから3年近くツーブロックで通していたんですよね。普段のキャラ的に、ゲイ受け全振りのスタイルってちょっと抵抗があったので、刈り上げて爽やかさも保ちつつ、女子受けも狙えるツーブロックは願ってもないものでした。しかも、セルフカット用のバリカン買って時々サイドを刈り上げとけば2~3ヶ月近くもつし、なかなか経済的なスタイルなんだとも思います。毎朝のセットには若干時間がかかりますが、本来中学生あたりで目覚めるであろう毎朝鏡とにらめっこ状態も体験できて、遅れてきた青春といいますか。グリースとワックスを混ぜて使うなんて高等テクニックもこの時学びました。

 

こんなかんじで長らく美容室でツーブロックというのが定番だったわけですけど、その間に付き合ったりかっこいいなーと思った人たちが、結構な割合で床屋=理容室を利用していることに気づくようになりました。髪形に無頓着というか、武骨な感じの男性に惹かれるとうか。わかりません?野郎っぽくて良くない?アゲじゃない?サイド・襟足を刈り上げること前提だったら、同時に生え際の産毛とか剃ってもらったほうがいい感じに仕上がるんじゃないかと思い、早速床屋探し。とはいえ商店街にあるような床屋はなんとなく時代に取り残されていそうだし、自分で明確なイメージを伝えられるほどのオシャレ偏差値の高くない僕にしてみると、今風のスタイルを提案してくれる理容室がいいわけです。

 

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僕の行きつけはこんなにオシャレではないけれど...

調べてみると、近頃はオシャレな床屋というコンセプトがそこそこ普及しているようで、早速行ってみることに。中学生以来の床屋。そういえば、散髪用のシートも美容院とは違って結構大きい。守られてる感。でもカット自体はほぼ同じ感じかな。最後に剃刀で目とか眉の周辺、襟足、耳まわりの産毛など剃ってもらって終了。大変気持ちよかったし、心なしかダンディーになったような...カットにしろ料金体系にしろ美容室と大差はないんだけど、完全に男性向けに限定した雰囲気作りをしている点で差別化できてるね。インテリアもそうだし、カットの間靴脱げるから仕事帰りに寄ってもリラックスできるし、どの理容師さんも30代以上の男性客と喋り慣れてて話題が豊富だったりするし。てなわけで、結構気に入っていて、ここ2年くらいはこの床屋さんを利用しております。すっきり刈り上げでベリーショート。若干ゲイゲイしさが増したかもしれませんが、一応仕事場でも問題ない程度にやってもらってます。当面は床屋で野郎っぽさを演出しモテを狙いたいと思う今日この頃です。