巨人の肩に立ちたいゲイ

30代ゲイのブログ。ゲイとしての考えたことをアウトプットしたり整理したりするような場にできればと思っております。やまとなでしこの頃の堤真一が好きです。

間髪入れず初体験したときの思い出(1)

SNS経由で初めてリアルした時のことを書きました。ほろ苦い思い出。ちゃんと相手の人となりを見極めてから会うべし、という学びを得た僕は、臆するどころか次のリアルに全力で挑みました。

 

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続いてのリアルもやっぱりメンミクでした。その人のプロフィール写真はかなりマッチョで、競パン姿。日記の文章もよく練られており読み応えがある。絶対ちゃんとした人じゃん!そう確信いたしました。早速日記にコメント。おそらくその時点で40代っぽいような雰囲気ではありましたが、相当魅力的なお写真ですのでコメント欄は大いに賑わっておりました。しかし。僕には勝算がありました。なぜならこの人、確実に同じ大学出身。しかも日記の内容からして未だにキャンパスの近くに住んでる!これは絶大なアドバンテージです。会話の糸口さえ見つかればあとはメッセージで何とかなるやろ。

 

果たして、狙い通りメッセージのやり取りが続き、その中でやはり同窓であること、キャンパスから徒歩2分のところに住んでいることが判明。ほどなく、講義が終わった後にその人の部屋でご飯をご馳走になることになりました。待ち合わせは大学の正門。当日、高鳴る胸の鼓動を抑えつつ時間ちょうどに向かうと、Tシャツにハーフパンツの男性が。筋肉質、間違いなくこの人。振り返ると...うーんなんだか締まりのないお顔。そうです、今回も顔写真の交換をしていなかったわけです。まるで成長してない...

 

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本当に浅はか。サルでも失敗から学ぶのです。

 

とはいえ、やはり若い男の子。しかも童貞。少なくとも体は筋肉質だし、日記の文章からはその知性が伺える。まだ余裕、行ける。そう考えてそのまま男性の部屋に向かいました。彼は翻訳で生計を立てており、年季は入っているもののそこそこ広い部屋には所狭しと外国語の本が並んでいました。なんと知的、文化的。しかもマッチョ。考えてみれば初めてゲイの男性のパーソナルスペースに上がり込んだわけで、勢いテンションは上がります。

 

その人が夕食を用意してくれている間ソワソワしながら待機。よくよく見ると、その人ハーフパンツを脱いでいて、Tシャツとかなりきわどいビキニ姿で料理を作っていました。今思えばあれ、TOOTだった気がするんだよな。当時、直にそんな下着を目にする機会などあるわけもなく、むしろ萎縮してしまった覚えがあります。攻めたデザインだったし、何より穿きこまれてることを感じさせる生地のくたびれ具合が生々しくて。もったいない。今ならめちゃくちゃおさわりすると思うんだけども。

 

んなわけでメシ。味はまあ、男の料理って感じ。作ってもらっておいてなんだけど、悪くはない。ただ、その人が筋トレ中心の食生活をしていたこともあり、サラダのドレッシングはノンオイルの自家製のもの、ご飯少な目でマグロの赤身が山盛り、食後には豆乳にプロテインときな粉を混ぜた飲料をいただきました。不思議な体験。あそこまでの体を作り上げるにはここまでの努力が必要なのね。僕には無理だわ...

 

そんなことは置いといて、いよいよ食後です。向こうがおもむろに隣にきて、僕のすね毛を触りながら「結構毛が濃いんだね」と。そのまま足をさわさわするので、黙っていると、「このまま続けてもいい?」と聞かれ、頷く。すると「良かった、その気がないのかと思って心配した」と笑いかけてくれました。こんだけマッチョだからモテそうなものなのに随分と謙遜した言い方だな、と感じた覚えがあります。そのまま抱き合ってキスなどしながら寝室へ。どうやら相手はウケのようでしたので、乳首やらなんやらをさわさわしながら、AVを見て得た知識でどうにか対応。非常に興奮している一方で、肌を触った感じがどこか萎びたような感覚もあり、やっぱり40代のお肌というのは若者とは違うのだな、と変なところに感心したりもしました。しばらくして、「挿れてみる?」とのお言葉があり、即座に頷く。いよいよ童貞を捨て去る時が来たのだ...

 

やはりケツというのはものを出すところですので、当時の僕のような素人が挿入しようとしてもなかなかどうして戸惑うわけです。どうしても滑って入っていかない!入れたいのに!焦る気持ちをおさえ、男性の誘導に従って、遂にすっぽりと挿入完了。第一印象は月並みですが「あったかい!」そして「かなりきつい!」。腰を振り振り、これ案外体力つかうんだななんてことを考えていると、男性の声が若干上ずってきている。この征服感、男としてはたまらないものがあるわけです。そのまま息子を扱くと「イっちゃう...イっちゃう...」と声を挙げながら早々にイってしまいました。依然フル勃起の僕に対し彼は「顔にかけてみる?」と。なんだよそれ。AVかよ。最高かよ。

 

提案通り、盛大に顔射を決めてから一緒に風呂。確かに顔は今一、いや今二なんだけど、とにかくマッチョだし知的なかんじするし、なによりビキニで誘ってきて顔射までさせてくれるどエロ。1時間前まで童貞だったゲイの大学生にはもったいないくらいの好条件です。夕食が筋トレ飯だろうと、喘ぎ声が多少音程高かろうと、そんなのは取るに足らないこと。その日はそのままベッドで一緒に寝て、初めてのお泊り。翌日1限のあった僕はその人の部屋から直接目の前のキャンパスに登校したのでした。出かけるときキスとかした気もする。午前中の日差しに目を細めつつ、「大人になっちまったな俺...」と昨晩の情事を回想しながらひとりごちてみちゃったりして。こうして脱童貞となったわけです。

 

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