巨人の肩に立ちたいゲイ

30代ゲイのブログ。ゲイとしての考えたことをアウトプットしたり整理したりするような場にできればと思っております。やまとなでしこの頃の堤真一が好きです。

消防士に会いに行ったらマッチョの友達ができた話

本日は打ち合わせからの仕事上の懇親会という流れでして、飲み会が好きな僕としては早めに仕事切り上げて酒飲めるのはそれなりに嬉しいわけですけど。酒の場というのはある程度人間関係を深める装置として機能すると思っているので、仕事の一環として必要悪かなとは認識していますが、どうせなら喋っていて愉快な人と飲みたいですよね。今日は話が絶望的につまらない上司及び後輩と一緒でだいぶ不安がありましたが、先方に腕のある方がいらっしゃって事なきを得ました。相当量のウイスキーを摂取しており明日朝一の打ち合わせに遅刻しないか心配なので、ブログを書きながらこのまま徹夜する所存。

 

少し話が変わりますけれど、以前婚活パーティーに参加したという旨のエントリを残したのですが、実はパーティーにも様々な種類がございます。「《女性under29♡》3ヶ月以内に恋したい女性が大集合!」「年収1,000万円以上/年収600万円以上×高身長/会員制○○に登録しているなどハイステータスな方」世の中いろんな条件があるものだと感心します(高身長であることは年収ベースで400万の価値であると査定されるんですね...)。

 

shouldersofgiants.hateblo.jp

 

さて、そんななかでひときわ僕の目を引いた案件がございます。「警察官・消防士・自衛官 日本を守る・支えるたくましい男性との出会い♡」は!?めちゃくちゃ興味あるんですけど。お近づきになりたいんですけど!ゲイにも大人気の公安職、K官・S士・J官って表現はいまでも健在なんでしょうかね。やはり女性にも人気なようで、そのパーティーは女性側の定員が先に埋まっているようでした。マジで行きたいんだが...

 

んで、なんでこんなことを思い出したかというと、この間仕事の関係で消防の方々と飲み会があったから。業務上、僕はほぼ関わらないチームの案件だったのだけれど、肝臓要因としてお座敷がかかったかたちです。事前情報によると先方に大分お酒がお好きな方がいるようで、その対応ですね。若干の心配はあるもののS士と飲めるなんて役得じゃん!ということでドキドキしながらお店へ直接集合。

 

f:id:shoulders:20190809035720j:plain

オレンジの活動服と紺のシャツ。いいからだ。

 

お店に入ると既に乾杯を済ませている様子。とりあえずの挨拶をすると、先方で一番年長と思われる男性がさっそくビールを勧めてくる。ふむふむ、この人が僕が担当すべき酒好きのオッサンか。年のころは50代後半?年齢的にさすがに対象外ではあるものの、まあ健康的な感じがしますし良しとしましょう。どうせなら、もう少しマッチョな30~40代くらいの現役消防士はいないんですかね...と思って周りを見渡すも、この人以外に日に焼けた人がいない。あれれ?

 

よくよく話を聞いてみると、彼らは消防庁の技官の方々のようでして、僕の想像しているオレンジ色の活動服に身を包んだ消防士やレスキュー隊員ではないんですね。うちの職場に打ち合わせに来るくらいだからまあ当然か。無念。酒好きのオッサンだけは現場経験のある方のようだったので、いろいろと仕事なんかの話を聞いていたのですが、一番楽しかったのは結婚式の話。僕にはひとつ夢がありまして、いつか新郎が消防士(正式には消防吏員と呼ぶべきらしい)の結婚式に参列してみたいなと思っているのです。K官とかS士の結婚式って余興が下品このうえなくて、基本裸でなにやら騒ぐというのが伝統と聞き及んでおり、そりゃあこの目に焼き付けておかないと、写真撮りまくらないと、と普段から悶々としております。その方から直接これまでに見聞きした余興のお話を伺い、明日からの妄想が捗りそうだぞと。

 

鉄板どころとして、新郎新婦がアツアツすぎるので消火しようだとかいう流れや、レスキュー隊であれば新婦に人工呼吸をする流れであーだこーだとか、そういったものがあるようです。本物の制服を使用できるので基本的にウケると。あとは海猿とかのBGM流しておけば完璧であるとのことでした。新郎自体ありきたりなタキシードではなく消防礼服というものを着用するため、非常に見栄えが良いそう。また変わり種では梯子乗りみたいなのをやることもあって、正攻法での盛り上がりを見せるそうです。

 

もちろん下品なものもあって、その場合はとにかく脱ぐと。基本的に勤務の一環として身体を鍛えている消防隊員は、全員体ができているため脱ぐことに躊躇がないそう。上裸・海パン・褌・酒に酔った勢いで全裸なんてこともあるようで、なんだよそれゲイ向け小説か同人誌だけのファンタジーと思ってたんだけど!ただまあ、このへんは消防本部とかの人たちというよりも、消防団なんかに属してるひとたちがやりがちだそうです。やっぱ公務員ともなるとそこまで変なこともできないし、最近ではほとんど聞かないとのことでした。残念。

 

つーわけで、なんか酒飲みながら消防のはなし聞いただけで(まあそれが求められてる役割ではあったんだけど)普段とあんまり代わり映えのしない飲み会でした。ただ最後のほう隣り合わせた人がだいぶマッチョで、おいおいもっと早くこっちにこいよと。それにしても腕が太いし、胸板もなかなかのもんだぞあんた。とりあえず脱いてみようか。オッサンの説明によると総務省から消防庁に出向してきてる官僚で、僕と大学も学年も同じ。まじか。なんか1年目の時に消防関連の部局に研修に行って、周りの人がやってるの見てトレーニングにはまったそう。ふーん、エッチじゃん。

 

そいつ、筋肉に悪いからアルコール控えてるとかいうクソしょーもない奴ではありましたし、個人的にはお顔もそこまでという印象でしたが、総務省内の派閥争いや櫻井パパの天下りについて話すその語り口は軽やかで、何より汗ばんだワイシャツから香ってくる体臭がなかなか僕好みだったので断然許しました。こんな時に自分がゲイであることを実感いたしますね、はい。臭いって五感の中でも一番原始的だと思うんだけど、だからこそ何を気に入ったのか言語化しにくいよな。男性ホルモンなんすかね。テストステロン?なんやかんやで話が盛り上がり、途中からは共通の友達がいることも分かったので一度飯でも行こうという話に。なんかノンケをナンパしたような形になりましたが、所謂一つのネットワーキングというやつですわな。以上。

 

普段からとりとめもない文章書いてるのは自覚してるんですが、今日のはとりわけ脈略がないですね。まあ酔ってるから仕方ないね。週末にでも推敲します。あと本物の消防士に会いたい。