巨人の肩に立ちたいゲイ

30代ゲイのブログ。ゲイとしての考えたことをアウトプットしたり整理したりするような場にできればと思っております。やまとなでしこの頃の堤真一が好きです。

台湾のエッチなマッサージしゅごい(1)

昨年出張で台湾に行ってきました。これまでは普通に小籠包食べたり夜市をひかしたりという程度だったんですけども、この時は比較的自由にできる時間がありまして。せっかくの台湾ですし、ちょっと遠出して九份に足を伸ばすか、電車でちょちょいと北投温泉を満喫するか。それともマッサージを体験するか。もう決まってますね。エロマッサージ一択ですこれは。

 

振り返ってみると、日本ではマッサージ行ったことないんですよね。あ、これはエロいいのもエロくないのも含めてなんですけど。そもそも売り専も経験なしだし。ただ、なんとなく行っても大丈夫なんじゃないかと思わせるのが台湾の不思議なところです。海外ではあるのに、日本人にとっては妙な安心感があります。気候のせいなのか、街並みのせいなのか、耳に入ってくるのは異国の言葉なんですけどね。紫式部であったら日記に秋の台北・西門(ゲイバーとかエロマッサージいっぱい)をこんなふうに描写したのではないかと思います。

 

秋のけはひ入り立つままに、西門紅楼の有様、いはむかたなくをかし。(秋の風情が深まるにつれ、西門紅楼の姿は、何とも言いようがないほど趣がある)

 

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秋の台北はちょっと雨がちだけど過ごしやすかった。

 

実のところ、今回の出張では時間に余裕があることが事前に分かっており、丹念なリサーチと度重なる友人へのヒアリングによって「The Royal Spaが正義」という結論に達していました。台北のエロマッサージでは一番の老舗でサービスの質も良いとのこと。2時間のコースで日本円にして1万円程度、マッサージもかなりしっかりしていて、おまけにエッチなあれこれもついてくるというじゃありませんか。期待に胸を膨らませ、1か月も前から暇を見つけてはHPでスタッフをチェック。待ちきれません。僕のイチオシは30代半ばの比較的がっちりしたベテラン風の人。顔も体も好みですが、果たして予約はとれるのだろうか...

 

これほどまでにウキウキした出張は初めてでしたけれども、とにかく所定のミッションをこなし、帰国前日。午前中の会議を終えて夕方の会食まで数時間のフリータイムです。あれだけワクワクしていたのに、いざ当日となるとなんだかソワソワして日和りたくなってきます。わざわざ海外でエロマッサージする意味ある?いや、海外だからこそ羽目を外すべきなのでは??落ち着きを取り戻すため、ひとまずタピオカミルクティーに口を付けます。マッサージの予約はLINEなので直前でも問題ありません。日本にいる間からThe Royal Spaのアカウントは友達登録を済ませており、よくわからんクーポンもゲットしています。あとはLINEで必要事項をメッセージするだけ。時間・コース・指名するスタッフ名・自分の電話番号です。お目当てのスタッフは今日も出勤しているし、HPで見る限りは予約できそう。いやしかし...本当にエロマッサージなの?台湾で??おとなしく九份に行って千と千尋の神隠し的な街並みをカメラに収めておけばよくない???

 

タピオカミルクティーが空になったところでようやく決心がつき、おもむろにLINEをしました。30分後に、2時間コースで、このスタッフさんって予約できますか?このクーポンも使いたいんですけど。あと電話番号はこれです…

 

30秒後には「予約OK」というなんとも端的な、しかし日本人観光客の多い台湾らしい返答がありました。これでもう行くしかない!そうと決まると居ても立ってもいられなくなります。チンコも当然勃ってきます。考えたらここは西門。歩けば10分もせずお店には到着してしまうでしょう。恥を忍んで「10分くらい早くついても大丈夫?」と聞くと、「Sure」という返答と共にスタンプが送られてきました。何となく肩の力が抜けました。受付のやつ、いい奴じゃん。

 

こうして、日本にいるときから頭に叩き込んでいたThe Royal Spaまでの道順を思い出しながら、昼下がりの西門を歩きます。若者向けの店が並び人出も盛況ですがまったく目に入りません。入り口の前まで来て、深呼吸。中に入るとなかなかに綺麗なエントランスで何となく安心します。受付で説明を受け支払いなどを済ませていると、間もなくして指名したスタッフさんが現れました。うむ、写真に偽りなし!見た目としては大分好みです。部屋に案内されながらも妙に距離感が近く、否が応でもテンションが上がってきます。彼は英語日本語がほぼNGのようだったので、基本はジェスチャーで、時には向こうのスマホの翻訳機能を使ったりしながらコミュニケーション。とりあえずシャワー浴びて、なんかお茶を出されたりしつつ施術台につきます。

 

この時点でこちらは確か全裸だったはずなのですが、向こうはシャツとハーパン姿です。ちょっと恥ずかしいんだけども、いざマッサージが始まると思いのほか気持ちよくて寝落ちしそうになりました。もちろん、要所要所で結構際どいところを触られたり、体勢を変えるときに普通にキスされたりとかして、ああこれはもう完全にエロマッサージだし勃起してても恥ずかしがる必要はないやつなんだなと。そう思うと人間何だか気が大きくなるもので、その度に堂々をチンコを勃てながら、一方でうつらうつらしながら、何とも言えない1時間ほどを過ごしたのでした。

 

と、ここまで書いて肝心の描写にたどり着く前に大分長くなってきた気がしますので続きは明日ということで!

 

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