巨人の肩に立ちたいゲイ

30代ゲイのブログ。ゲイとしての考えたことをアウトプットしたり整理したりするような場にできればと思っております。やまとなでしこの頃の堤真一が好きです。

台湾のエッチなマッサージしゅごい(2)

昨日の続きです。長いです。

 

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初めてのマッサージとしては、それ単体でもかなり満足な1時間を過ごしたところで、いったん休憩ということになりました。水を飲んだりトイレに行きたいか確かめられたり。とうとうここからエッチなほうのパートが始まろうとしていることを感じるわけですが、なんだかチェンジオブペースが強めで若干狼狽します。ちょっと事務的すぎでは?個人的には親密な距離感からのなし崩し的なエッチが好みです。マッサージがいつの間にか一線を越えて、みたいなのやってくれるお店はどこかにありませんかね?

 

まあそれは置いといて、今になって冷静に考えると、このトイレ休憩の時間ってのはウケのひとが諸々の下準備をするためのものではないかとも思えてくるわけです。みんながみんな、マッサージに来る前に事前にホテルで洗えてるわけでもないでしょうから。ただし僕としては早くコトが始まって欲しいという気持ち半分、後はなんかこの「これから僕たちエッチなことします!」という宙に浮いた時間が気恥ずかしくて、そそくさお茶を飲んで待機です。全裸待機とはこのことですね。まあシャワー浴びてるときに簡単にチンコと入口(出口ともいう)は洗っておきましたし。リバのたしなみです。

 

そんな僕のヤル気を感じ取ったのか、彼もおもむろにシャツを脱ぐのです。うん、いい身体!そんでもって続けざまにハーフパンツも脱ぎます。下着はそこそこローライズなブリーフ。控えめに言ってエロ過ぎますね。僕はエッチな下着も大好きです。こちらからはなかなか言い出せないだけで。むっつりスケベなのです。

 

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彼はブリーフ1枚の姿で、これからオイルマッサージやるよ、みたいなことを身振り手振りで宣言します。オイルマッサージ、それ即ちエッチという認識が果たして一般的なのかは定かではありませんが、少なくとも僕はその気です。うつ伏せの体に、背中から順にオイルが塗られていきます。人肌よりは少し温めてある感じでしょうか、こんなところにもサービスが行き届いているんですね...なんてことは当然後から考えたわけで、その時点で僕の目の前にはブリーフがあるんです。明らかにちょっと勃ってるんです。勃ってるってことは触っていいんだよね?合意取れてるよね?という謎の論理展開で自分を納得させ、とりあえずお触りを敢行。ああ、世の中の痴漢やセクハラというのはこうやって起きるのだなと、自分もおじさんの年齢に片足を突っ込んでいることを認識させられます。

 

ブリーフの膨らみは、触ってみるとやはりそこそこ固くなっていて、拒否されるどころか向こうから普通にチンコを引っ張り出して触らせてくれます。積極的です。そうなるともうオイルを塗るとかそーゆーかんじではなくなってしまって、結局オイルマッサージの体裁を保っていたのは体感で僅か5分ほどだったでしょうか。起き上がってキスしながらお互いに扱きあう形になります。何となく彼の雰囲気からタチなのかな?と予想していたのですが、こちらからお尻のほうへ手を回すと案外乗り気のよう。僕、こう見えてタチよりリバなんです。年上のタチっぽい雰囲気(主観)の人を相手にタチをするのが無上の喜びです。

 

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用意周到な僕ですから、当然財布にはゴムを用意してきています。日本で買っておいたSKYN ELITE。ナイモンでも一時期広告記事が掲載されていましたね。不二ラテックス、メイドインジャパンの誇りを胸に、エロマッサージ本番です。まずもって難しいのはどんな体位にトライすべきか。施術台はそれなりに頑丈だけど、サイズ的にはシングルくらいだし、この上でどこまで激しいパフォーマンスを繰り広げることが可能なのか。とは言えこのフィールドで冗談ではなく何百人という男を相手にしてきたであろう彼に導かれつつ、とりあえずは台の上で正常位からスタートです。顔も好みだし身体もがっしり鍛えられているし、いい感じに声も出してくれてタチの気分をのせてくれるしで、これがプロだなという感想。素晴らしい。ローションではなくオイルを使って彼のチンコを扱くなど、若干のオイルマッサージ要素もはさみつつ、そのまま体位を入れ替え普段やらない立ちバックも織り交ぜていきます。腕から肩にかけての筋肉、広い背中、短髪に刈り上げられたうなじ。いつもは部屋の電気は消す派なのですが、この時ばかりは明るい施術室に感謝です。こんなにエロい光景、目に焼き付けておかなくては損です。

 

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どのへんがエリートなのかはわかんない。

 

ひとしきり盛り上がったところで騎乗位に移行。正直いつでもイケる状況ではありましたが、せっかくなのでもう少し楽しむことに。部屋の時計で残り20分ほどであることを確認し、案外自分に余裕があることに驚きます。彼も扱かなくとも完全に勃っており、何とも言えずエロい。しばらくキスを繰り返したり乳首を触ったりしながら、頃合いを見計らってラストスパートです。お互いに腰の動きを速め、イクための体勢に。先に果てたのは僕のほうで、そのことを伝えるために割りと大きめの声で雄たけびを上げます。すると続けて彼のほうも自身のチンコを扱きながら盛大に射精。器用なもので自分の胸から腹筋にかけて綺麗に着地させており、ギャランドゥに絡む精液が非常にエロい。

 

とは言えやはり男同士、射精後の賢者タイムはすぐさま訪れます。しばしの脱力の後、気恥ずかしさからお互いにニヤケつつそそくさとチンコを引き抜きペーパータオルで身体を拭きます。彼が先にシャワーを済ませ、続いて僕。その間に彼は服を着てお茶なんかの用意をしてくれていていたようでした。シャワーを出た後も体を拭くのから服を着るのから、全部手伝ってもらって照れ笑いしつつ、終了5分前には冷たいお茶で一服。オンタイム、ここでも日本人の時間の正確さを見せつけてしまいました。最後に彼のスマホの翻訳アプリを使いながら、明日の午前中には帰国するであるとか、東門の牛肉麺がおいしかっただとか、そんなような他愛のない会話をし、求められるがままにLINEを交換しました。受付のところまで笑顔で見送ってもらい、僕のエロマッサージ初体験は幕を下ろしました。控えめに言って、最高。帰りの地下鉄ではさぞかし締まりのない表情だったことでしょう。

 

その日の夜、会食後に彼からLINEが入っていて、中国語を翻訳すると「おいしい食堂を知ってるから今度台湾に来たら一緒に行こう」とのこと。これまでも、付き合いでキャバ嬢とLINEを交換する度にこの手の営業LINEが来るもんで、バカらしくて毎回ブロックしてしまうのですが、数時間前の体験を思い出すととてもそんな気にはなりません。惚れてしまった者の弱みで、営業だと分かっていても反応してしまうのです。「次は仕事じゃなくて旅行で行くよ!」そんなやりとりをしつつ、マジでエロマッサージ目的で台湾旅行を計画しそうな自分に呆れていたのですが、年明けにはコロナで渡航どころではなくなってしまいました。封じ込めにほぼほぼ成功した台湾にあってはThe Royal Spaも絶賛営業中のようですが、日本から普通に入国できるようになるのはいつになることやら。つい先日も、彼から日本は大丈夫?なんてテンプレな内容のLINEが来て、すぐ返信するのはなんかダサいからと1日置いて返事したりなんかして。このドキドキ感みたいなのも含めて1万円ということを考えると、本当に満足度の高いサービスで、台湾恐るべしとなりましたとさ。