巨人の肩に立ちたいゲイ

30代ゲイのブログ。ゲイとしての考えたことをアウトプットしたり整理したりするような場にできればと思っております。やまとなでしこの頃の堤真一が好きです。

9monsters(ナイモン)のレベル・属性等に関するサーベイ(1)

国内最大のゲイ向けの出会い系アプリである9monsters(通称ナイモン)ですけれども、このたび50万ユーザーに達したらしい。ソシャゲ界隈では数百万~数千万ユーザというリリースを耳にすることもあるけれど、利用者層であるゲイの人口比率を考えると相当の普及率と言えそう。もはやライフラインと化している気がします。

 

f:id:shoulders:20190816231502j:plain

人気ユーザーチケット配布。ゲームに比べりゃだいぶ慎ましい課金要素。

 

僕も非常にお世話になっているこのアプリですが、考えてみるとその実態は謎に包まれています。わざわざ公表する類のものでもないけど、例えばユーザーの平均滞在時間ってどれくらいなんだろうね。結構な人が、ちょっとした時間についついログインしちゃって結構な生産力を奪っていそう。あとは課金しているユーザーの割合だとかも興味があるかな。利用者の年齢層やポジション、どんな属性同士の親和性が高いかなんてのも面白そう。twitterfacebookのフォローフォロワー関係からコミュニティ分析がなされたりするけれど、ナイモンのようによりクローズドでユーザーが均質化されているサービスでこそ得られる知見は多いはずなんですよね。もちろん、ナイモンの運営側がそんな調査をするインセンティブはないんだけれど。時々、社会学的な観点からのアンケート調査なんかが実施されているけど、あれって結果はどこかに公開されてるんですかね?HIVに関する意識調査とか、時々真面目に答えていたりするんですけど。

 

もちろん他にも気になることがあって、一番大きいところでいうとナイモンの特徴であるレベルシステムですね。あれってかなり非線形にレベルが上がるので、詳細なアルゴリズムがどうなっているかって結構気になります。ググってみると過去にわりと面白いこと調べている人がいて、人気ユーザーに登場するために閾値となっているレベル15、22、30あたりがシビアな条件になっているそう。レベルアップに必要となるブリーダー数の目安がかなり多くなっている模様。確かに僕の経験とも合致するなぁ。

 

atsuiocha.seesaa.net

 

ただ、このエントリが書かれてからもう5年経っています。あれからユーザーの数はさらに増えているだろうし、レベル以外にも確かめたいことがいろいろとある。ということで、こんな面白いものを見つけたのなら便乗するしかないですね。この9monsters考察に続く追加調査を敢行してみることにしました。今日はその内容を簡単に紹介したいと思います。お盆休みにこんなことやってる悲しいゲイは僕だけでしょうね。

 

まずは調査対象。本当は無作為抽出である程度大きな標本を確保すべきなんでしょうけど、ナイモンでランダムにユーザーを選ぶってどうすればいいの?オーデション機能だと上限があるし、いちいちプロフィールに飛ぶのも面倒。ロケーションから選ぶとどうしても地域に縛られてしまう。ということで、「日本全体のナイモンユーザーの属性を探る」というのは諦めます。とりあえず、新宿二丁目周辺・新橋周辺・直近の人気ユーザーからそれぞれ100人ずつの計300ユーザーを対象にデータを収集(2時間くらいかかりました)。調査項目は募集・ポジション・ブリーディング数・ブリーダー数・属性レベル・ブリーダーレベルとなります。

 

まずは先行調査の内容を検証。5年前から傾向に差があるのかを確かめます。取得した300ユーザーの属性レベルと、レベル上昇に関係するブリーダー数について。結果は以下の通り。指摘されていた通り、人気ユーザーに登場する閾値の1つ手前のレベルである14、21、29に多くのユーザーがスタックしている様子が見て取れます。一方、以前よりレベルの最大値が高くなっていることの影響からか、より高レベル(39、49、59、69)でもスタックが確認できました。こちらは人気ユーザーに登場する閾値とは無関係であることから、レベル上げに関わるアルゴリズムは必ずしも単純なアルゴリズムによって記述されるものではないのかもしれません。人気ユーザーの登場回数が徐々に拡張されていった経緯を考えると、現実のレベル分布等との整合を取るよう調整されているのかもしれません。

 

f:id:shoulders:20190816235537p:plain

レベルとブリーダー数の関係(n=300)

 

また、僕が結構気になっていたのがポジションの構成比率です。以前から、ゲイの世界はウケの割合が高く、イケメンのタチを多数のウケで奪い合う世界であると聞き及んでいます。発展場他での経験に乏しい僕には何とも判断しがたい案件ですので、ひとつデータに基づいた議論をしようじゃありませんか。ということで、ポジションに関する結果を以下に示します。まず目を引くのは無回答。ポジション分かんなきゃ出会い系アプリの意味ねーじゃん!と思いますけれど、友達募集であればまあアリなんですかね。この辺は次回掘っていきましょうか。他には、結局タチ側とウケ側の数がほぼほぼ拮抗しているというのが少し意外。サンプル300というのはそこそこ大きいと思うので、現実的にはタチ・ウケのバランスって結構取れてるのかもしれないですね。もちろんこれは自称ですので、リバやウケ寄りリバってのが実際はほとんどウケだった、ということならやはりウケ優勢なのかもしれないです。SNSによくあるようなユーザー間の評価制度とかあるとこのあたりが明確になるのかもしれないですね。「この人とこの間一発やったけれど、完全にウケだったぜ」みたいなレビューが投稿されて、それにあわせてタチウケの割合が変化するような。あとはセックスのうまさが☆の数で評価されたりして...って地獄みたいだからやっぱなくていいや。 

f:id:shoulders:20190817001020p:plain

ポジションの構成割合(n=300)

 

shouldersofgiants.hateblo.jp

 

さてさて、じっくりデータを取ったおかげでいろいろと考察できそうな内容が多いですね。他にも新宿vs新橋とかで傾向の違いを見てみたり、アプリでは皆さん主に何を募集しているのかなど、引き続き見ていきたいと思います。しばしお待ちを。ちなみに、300人のユーザーにランダムに足跡を残したわけですけど、普段だったら絶対タップしないような人(他意はありません)からいいねやらブリーディングやらが来て新鮮であったと共に、やっぱ試行回数増やさないと出会いも増えないよなという認識が改めて強化される結果となりました。加えて、僕は新宿二丁目より新橋のサラリーマンな方々のほうがタイプであるということを再度実感しましたので、ここに申し添えておきます。

 

 

shouldersofgiants.hateblo.jp